髭脱毛でツルツルにしたいと思っているなら、あなたはこれから数十万円の買い物をする可能性があるということです。
(もちろん、それは「髭脱毛」に、価格以上の価値があるとあなたが判断した場合です)
だから、「脱毛における知識」はあるにこしたことはないでしょう。
ここでは、脱毛クリニックで実施可能な、脱毛レーザーの種類と出力についてご紹介したいと思います。
脱毛クリニックを選ぶ際の参考にしてみて下さい。
髭脱毛のレーザーの種類と違い
医療脱毛レーザーには、大きく分けて次の3種類があります。
- アレキサンドライトレーザー(755 nm)
- YAGレーザー(800 nm)
- ダイオードレーザー(1064 nm)
これらレーザーの違いは波長の違いです。
一般的に、
波長が長い方が肌の奥に浸透しやすく、
短い方が肌の表面に作用します。
また、
波長が短い方が、毛のメラニンに反応しやすいため脱毛効果を実感しやすいと言えます。
速攻性がある反面、肌へのダメージも大きいため、痛みも大きく、火傷リスクも高いのが特徴です。
波長が長いと効果は落ちますが、その分肌へのダメージも少なく、
肌表面の色(日焼けなど)に比較的影響されずに使用する事ができます。
つまり、波長の長い方が肌の奥に毛根のあるしぶとい毛にまで作用することができ、
波長の短い方は肌表面に毛根のある毛に速攻性を持って作用することができるということです。
この中で、脱毛クリニックで多く導入されているのは、
アレキサンドライトレーザー
です。
これは、日本人の毛が黒であることから、もっとも脱毛効果の高いレーザーだからです。
しかし、クリニックによっては、個人の肌色や毛の濃さ、脱毛の進行状態によって、
このレーザーを使い分けてくれるとこも存在します。
クリニックを選ぶ時は、できれば多くのレーザー脱毛器が導入されているクリニックを選択するといいでしょう。
髭脱毛におけるレーザー脱毛の脱毛原理
ここで、レーザー脱毛の脱毛原理について確認しておきましょう。
- 照射されたレーザーは、毛の毛根に作用します。
- 毛の黒色色素(メラニン)が、レーザー光を吸収し、発熱します。
- 熱された毛根周辺の毛母細胞(毛を生やす細胞)が熱のダメージで失活(毛を生やす機能が失われていく)していきます。
これによって、脱毛が完了します。
光脱毛(フラッシュ脱毛)も同じ原理ですが、
光脱毛の光は、レーザーと違って波長が複数あり、
毛だけでなく、皮膚にも熱を持たせてしまう波長もあるため、
出力を落としてあります。
よって、レーザーよりも必要な照射回数は多くなります。
(おおむね光だとレーザーの3倍の照射が必要と言われています。)
是非あなたにあった脱毛方法に巡り合って、納得の行く施術を受けて下さい。
参考にしてみて下さい!