ひげ脱毛ってどれだけの時間がかかるかご存知ですか?
約1~2年です。
しかし、「医療レーザー脱毛は、早ければ5回程度で脱毛は完了する」と言われています。
これを読むと、
「たった5回なのに2年かかるの!?」
の思うかもしれません。
そこでここでは、医療脱毛が時間がかかるワケについてご紹介したいと思います。
医療レーザーでひげ脱毛をすると、なぜ時間がかかるの?
ひげ脱毛に時間がかかるのは、おもに2つの理由によります。
- 毛周期
- レーザーの効果
それぞれの意味を解説します。
毛周期
髭を含むすべての体毛は、生え出てから抜けるまでのサイクルを一定周期で繰り返しており、これを「毛周期」と呼びます。
髭の毛周期は2カ月から3カ月程度です。
このサイクルは成長期・退行期・休止期の3つがあります。
医療レーザーの照射で脱毛効果があるのは「成長期」の体毛だけであるため、
退行期や休止期にあった髭が成長期を迎えるまで一定の間隔を置き、繰り返し脱毛処理をする必要があるわけです。
レーザーの効果
ひげ脱毛用の医療レーザーは、体毛の黒いメラニン色素と反応して毛乳頭まで熱を伝え、毛母細胞を破壊することにより髭の成長をストップさせます。
そのため髭が非常に細かったり、あるいは色素がとても薄いという場合には、効果が出るまでに時間がかかり、施術回数も多くなるということが起こり得るのです。
施術期間に注意すべき事とは?
施術期間にしてはいけないことが2つあります。
- ひげを抜く
- 日焼け
これらを避けるべき理由を説明します。
ひげを抜く
生え出てきたひげは、基本的に発毛サイクルの成長期にあたります。
このひげを毛抜きなどで抜いてしまうと、レーザーによる効果が出にくくなるだけでなく、毛周期そのものが変化してしまって、脱毛にかかる期間がさらに長くなってしまうのです。
ですから、脱毛中は、ひげは決して引っ張って抜いたりせず、シェーバーや剃刀で処理するように心がけましょう。
日焼け
脱毛用レーザーは、黒色の色素と反応して毛母細胞にダメージを与える仕組みになっています。
そのため、日焼けしている人にレーザーを照射すると肌内部の黒色色素と反応してしまい、やけどになってしまう恐れがあるのです。
ひげ脱毛の施術期間は出来るだけ直射日光を避けて、日焼けをしないように心がけましょう。
参考にされてみて下さい。