髭脱毛してツルツルにしたいのなら、後遺症のリスクについては知っておくべきでしょう。
せっかく、顔をキレイにしたくて脱毛するのに、そのせいで顔がヒドいことになったら意味がないですよね?
しかし、脱毛は、毛母細胞にダメージを与えて毛を生えてこないようにするという、身体を改質する行為です。
体に負担がかかることは間違いありません。
ここでは、髭脱毛の病気や肌荒れの可能性(最悪の場合)について確認しておきたいと思います。
髭を光脱毛すると皮膚ガンになる?
「レーザー脱毛や光脱毛(フラッシュ脱毛)で、皮膚ガンになる」という噂があります。
これは、紫外線の強い国(オーストラリアなど)で皮膚がんの発生率が高いことから、
過剰な光を浴びると皮膚ガンになると心配した人がそんな噂を流したのでしょう。
これに関して、結論から言うと、
「脱毛に使われるレーザーやフラッシュに発がん性はありません」
まず、皮膚ガンになるのは、紫外線が皮膚の細胞のDNAを破壊して、正常な核分裂を起こせなくなり、がん細胞になってしまうからです。
つまり、原因は「紫外線(UV)」なのです。
ここで、脱毛使用されるレーザーの波長について見てみると、
次の通り、レーザーの波長は紫外線の波長よりも長い波長であり、別物であることが分かります。
- YAGレーザー(1064 nm)
- アレキサンドライトレーザー(755 nm)
- 紫外線(200~400 nm)
また、光脱毛(フラッシュ脱毛)の光は、複数の波長を含みますが、
照射口には紫外線カットフィルターがついており、
紫外線の波長をカットして照射することができるようになっているのです。
髭脱毛するとシミができる?
「レーザー脱毛や光脱毛(フラッシュ脱毛)すると、シミができる」という噂もあります。
これは、むしろ逆で、脱毛には新陳代謝を活発にさせ、肌を新しくする作用があります。
(これについては、光の刺激によって細胞を活性化させて、肌をキレイにする「光エステ」などもあるほどです。)
では、なぜ「シミになる」などの口コミがあるのかというと、
光によってターンオーバーが加速され、肌の奥にあったシミ成分(メラニン)が、短期間に肌表面に現れることが原因と考えられます。
(これまでシミに対する対策を起こったていたような人ほど、この傾向が見られるようです。)
髭脱毛するニキビができる?
「レーザー脱毛や光脱毛(フラッシュ脱毛)すると、ニキビができる」という噂もあります。
これは、医療レーザー脱毛の直後の毛包炎のことでしょう。
レーザーは出力を調整可能で、最初は試しながら最適な強さを検討することになります。
(強い方が効果がありますが、強い程肌への負担は大きく、痛いです。)
レーザー出力の強さが強すぎると、その刺激で肌が炎症を起こしたり、
肌が荒れてバリア機能が落ちたせいで、ちょっとしたばい菌でも侵入を許してしまって化膿してしまう事があります。
しかし、レーザー脱毛の最初の、最適なレーザー強さを見極める際にはよくあるケースで、一時的なものですし、
医師に相談すればすぐ治るものなのでそんなに心配することもないでしょう。
(医師に言えば飲み薬を処方してくれるのでそれで1~2日で治るケースが多いのです。)
参考にしてみて下さい!